おつかれサマー2012

夏休みも、とっくの父ちゃんに終わり


9月もそこそこの今日この頃。





2012年の夏を一言で表す必要、

全然ないけど表すなら



『虫』


な、夏でした。






同じマンションに住む、１っこ年上の

虫博士のお友達の影響で



この夏、

息子っこも虫が大好きになりまして。





去年まで、さわれもしなかったのに


今じゃ、虫を見つけ次第、


大至急つかみにかかってます。









その、同じマンションの虫博士は


それは気前のいい男で


息子っこに惜しみなく、カブト虫を分けてくれます。






おかげで、ついに我が家でも

カブト虫の飼育が始まりました。








いや～


気持ち悪い。







あんまり気持ち悪いので



部屋で一人、



ビール片手に



30分、カブト虫をじーーーっと眺めました。







見れば見るほど




背中の硬いとこと硬いとこの間の


柔らかそうなとことか、



まん丸で真っ黒な瞳のない目とか


蜜を吸う時のポーズとか


挙げたらキリがないほど



それはそれは



甲虫類の薄気味悪さったらないです。







そうです。


一般的なお母さんがそうであるように


あたいも虫が嫌いです。







去年、息子に「セミ捕って～」と何回もせがまれました。



一応、虫あみで捕獲するものの


虫あみの中でジタバタしてるヤツに


ただただ嫌悪感を抱くだけで


どーしても、つかむ事ができませんでした。







しかし


ハハは進化を遂げる事となったのです。







今年は、

セミを捕まえるのに、



もはや虫あみなど、



必要ありません。







木に止まったセミは



素手でサクっとソフトに握りしめます。





気合です。


霊長類なめんなー。的な気合。








それと



よく考えたんです。






例え相手がどんな虫だろうと、


相手の事をろくに知らないくせに


こちらから一方的に否定するのは


愚かなことじゃないかって。








ここは、大人になって


ひとつ歩み寄りも大事かな、と。











そんなわけで


虫を知る取っ掛かりとして


これ読んでます。




『ファーブル昆虫記』





















まずは、世界で一番虫好きな人の気持ちに寄り添ってみようかと。




読んでみると



虫の奥深さや不思議な能力に驚かされます。





虫、なにげにスゲェ！！！！






でも、消えません。




あの、虫に対する、殺気にも似た嫌悪感。




やっぱ虫はきらいだー。

でも、昆虫記はめちゃ面白いよ。